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  1. 鼠径(そけい)部ヘルニアの手術について

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スタッフブログ 2022.08.24
鼠径(そけい)部ヘルニアの手術について

 いつも結城病院のブログをお読み頂きありがとうございます。

 

 2018年7月のスタッフブログで取り上げた鼠径部のヘルニアについて、今回は手術治療について説明します。脱出した腸が引っかかって嵌頓(かんとん)状態になると、腹痛や嘔吐といった腸閉塞の症状が現れ、対応の遅れは生命にかかわる事態となります。手術以外に有効な治療はなく、ヘルニア修復術で穴を塞ぐことをお勧めします。

 鼠径部ヘルニアに対する手術は、下腹部を約5cm切開する前方アプローチと、臍から腹腔鏡を使用して内側から修復する方法に大別されます。当院では、約20年前から腹腔鏡下修復術に先駆的に取り組んできました。腹腔鏡下修復術の最大の利点は、すべてのヘルニアの出口を腹腔鏡モニターの大きな視野で確実に診断し、体になじむ柔らかいメッシュで広く覆って再発を防止できることです。また、切開は2cm程度と小さく、術後の疼痛軽減にも貢献できます。最近では、臍の中を切開して他に傷を作らない単孔式腹腔鏡手術(SILS)を導入し、美容面にも配慮しています。

 

 さらに多忙な方のご要望にもお応えできるよう、在院期間短縮にも努めています。年齢やほかに合併症がないという条件がありますが、適応を判断したうえで手術当日の入院にも対応しています。腹腔鏡手術では全身麻酔が必要となるため、当院では安全面への配慮から入院のうえ術後管理を行います。痛みが落ち着いていれば早期に退院して、元の生活や仕事への復帰が可能です。手術後には運動や労働の制限はありません。

 

 様々な前方アプローチの術式にも精通しており、腹腔鏡手術の適応でない場合でも最善の治療ができるよう心がけています。他院からの腹腔鏡下修復術の依頼や、同時に両側の修復を必要とする症例、手術後の再発症例にも対応しています。

 

 鼠径部ヘルニア手術をお考えの方は、是非ご相談ください

 

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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