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スタッフブログ 2018.06.17
梅雨の時期に出会う、似ているけど別の「いきもの」
いつも結城病院スタッフブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
梅雨入りし、じめじめした鬱陶しい季節になりました。
でもこの時期には、雨上がりの紫陽花の葉の上に、可愛らしいカタツムリを見つけることがありますよね!
最近はそんな機会は少なくなりましたけど…そんな光景に出会えたら、ほんの少しだけ心が和みます。
ところでみなさんは、カタツムリとナメクジの違いを説明することが出来ますか?
殻を取ったらナメクジになると思っていませんか?
ヤドカリみたいに殻を住み替えたり、私は少し前までそう思っていました!
カタツムリは、サザエやアワビなどの巻貝と同じ種類なので、殻を開けて身を剥がすと死んでしまいます。
つまり、カタツムリの殻を取ってもナメクジにはなりませんし、ナメクジが成長してもカタツムリにはなりません。
とても似ていますが、別の生き物です。
カタツムリの殻は体の一部なので、ヤドカリみたいに住み替えることも出来ません。
ちなみに、カタツムリは食べると美味しいですが、ナメクジは不味いみたいです。
もちろん食べるのは食用のカタツムリにしましょう。
野生のカタツムリやナメクジには寄生虫がいる可能性があるので、触ってしまったら直ぐに手を洗いましょう。
梅雨の時期も、お元気でお過ごしくださいね。