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  1. 気管支炎

疾患情報

気管支炎

気管支炎とは

気管支炎とは、気管と気管から枝分かれする気道(気管支)にウイルスや細菌が入り込み炎症を起こすことです。インフルエンザウイルスやRSウイルスなどへの感染やマイコプラズマや百日咳菌といった細菌、ガスや微粒子などの刺激も原因になることがあります。このウイルスや細菌の病原体を外に出すために、分泌液が痰となり、咳をして体外に排出します。症状としては、発熱、咳、痰、鼻汁など風邪症状が出ます。

 

 

 

急性気管支炎

通常、急性気管支炎は、ウイルス感染によって発生します。上気道炎症状(風邪症状)が出てから3~5日後に気管支炎が発症します。風邪の症状がみられた後に咳が出る場合は、一般に急性気管支炎を疑います。
呼吸器症状としては、強い咳(初期には乾いた咳であり、そのあと痰の絡んだような湿性咳嗽となる)、痰があり、子どもでは、もともと気管支が細いことから喘鳴(ぜいめい・息を吐く時に生じるヒューヒューという呼吸音)を伴うことも多くなります。
通常、ウイルスによる場合が多いのですが、一旦解熱したあとに再び発熱する、発熱期間が長い、全身状態が悪化してくるといった症状が認められる場合は、細菌感染の合併が疑われます。
喫煙者や肺疾患の持病があると繰り返し感染を起こすリスクが高くなります。

 

 

 

急性気管支炎の診断

急性気管支炎の診断は、主に咳、痰といった臨床症状と胸部聴診所見から診断します。胸部聴診所見の異常を認めるときは、肺炎の合併を鑑別する必要があるため、胸部レントゲンもしくは胸部CTを施行する必要性があります。長期(2~3週間以上)に咳が長引くときは、結核を除外する必要性のため、胸部レントゲンは撮る必要があります。

 

 

 

急性気管支炎の治療

急性気管支炎の治療としては、治療では痰の排出を促す薬、痰を伴わない場合は咳止め、細菌感染には抗菌薬を使います。基礎疾患や合併症がない急性気管支炎に対しては、通常は抗菌薬の投与は不要であり、安静、水分栄養補給などの対症療法が中心になります。

 

急性気管支炎の症状は通常、数日から数週間持続します。しかしながら、90日位まで続くものも通常、急性気管支炎として分類されます。気管支炎がそれ以上の期間、ときに数カ月から数年にわたって続く場合は、一般的に慢性気管支炎に分類されます。単に「気管支炎」といわれる場合、通常は急性気管支炎を指します。

 

 

 

慢性気管支炎

慢性気管支炎は、原因不明の咳や痰が1年のうちに3か月以上持続し、なおかつそれが2年以上続いている場合を指します。あらゆる検査を行って、それでもはっきりとした原因がわからないときに慢性気管支炎と診断されることになります。慢性気管支炎の原因としては、アレルギーなどの環境的なもの、空気中の有害物質、受動喫煙を含めた喫煙で気管支に炎症が起こり、その症状が続くことがあげられます。

 

 

 

慢性気管支炎の診断

生活背景(喫煙歴)や身体所見から慢性気管支炎が疑われ、画像検査や呼吸機能検査(肺活量の検査のようなもの)を行って診断が確定します。慢性気管支炎は男性の高齢者に多く、数か月間にわたって咳や痰が続き、粘り気のある痰が出るのが典型的な症状です。咳や痰を慢性的に繰り返す特に冬場は症状が悪化しやすいため、注意が必要です。

 

 

 

慢性気管支炎の治療

慢性気管支炎の治療の基本は、「禁煙」と薬物療法です。痰の分泌を抑制する「去痰薬」、気道が閉塞し息切れがする場合には「気管支拡張薬」などが使用されます。また、ネブライザー、在宅酸素療法などの治療介入を行うこともあります。同時に呼吸リハビリテーションや必要十分な栄養摂取、適度な運動や風邪予防に取り組むなど、生活習慣を見直すことも必要です。

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