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スタッフブログ 2018.07.15
熱中症にご注意ください!
いつも結城病院スタッフブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
梅雨明けしてから3週間が経ちますが、皆さん 体調はいかがでしょうか?
私は「梅雨明けの宣言」が あった日に、部活でテニスをやっている長男の試合観戦と、テニス部の生徒たちに氷を差し入れするため試合会場に向かいました。
数十分後、試合を観ていると、急な頭痛に見舞われました。どうやら、軽い熱中症を患ったようです。
自分の体力を過信していた訳では有りませんが、こんなことは初めてのことで、驚いてしまいました。
急な暑さに、私の体が悲鳴をあげたのかも知れません。
もう少しするとお子様や学生さんにとっては、待ちに待った夏休みが始まります。
エアコンのない場所や、屋外での活動も多くなって来ます。
夏休みの出来事が楽しい思い出として残るように、しっかりとした熱中症対策をしてあげてください。
熱中症は、気温などの環境条件だけでなく、体調や暑さに対する慣れなども影響して起こるため、外出時だけでなく室内でも発生します。
気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い・急に暑くなった日、体が暑さに慣れていない時は特に注意が必要です。
普段から栄養バランスのよい食事や睡眠をとるよう心がけるなど、体調管理には充分にご注意ください。
また、高齢者や乳幼児は、本人が症状に気付きにくい場合が多いため、周りの人が気を配るようにしましょう。
もし、熱中症を疑う症状が出た場合は、速やかに涼しい所に退避し、衣服を緩め、体を冷す事が大切です。
応急的に体を冷す場合は太い血管が流れている、頚部(くびの横)、腋窩部(わきのした)、鼠径部(太もものつけ根)等を、「氷嚢」や「濡れたタオル」「保冷剤」等で冷すと効果があるようです。
どうか、ご自愛くださいね。