「じじい」という言葉がある。
小さな子供が近所の年寄りに怒られたときに言ったりする。
辞書にはお年寄りの蔑称とある。
おそらくこの文をお読みになっている方は使ったことも無いだろう。
「くそじじい」となるともっと悪い。
そんな「くそじじい」の話である。
平成4年頃役所が週休二日制となった。 当時在籍していた○○医大も土曜が休みとなる。其のころフランス語を勉強していた私はお茶の水にあるアテネフランセという学校に通うことにした。
午前中は会話のクラスで生徒は10人ほど。 老若男女入り混じった教室でなかなか思うようにならない仏語にみんな悪戦苦闘する。 中に70歳くらいの総白髪の男性がいた。 いつも一番前の席に座り片方の耳の聞こえが悪いのか首を傾げてノートをとっている。 先生から何か聞かれたときに自分に都合の悪いことだったりすると聞こえないふりをする。そのくせ悪口を小声で言ったりするとちゃんと聞こえている。 肝心な質問には機転を利かせた答えを的確に返す。 いつしかみんなから尊敬と愛情を込めて「くそじじい」と呼ばれるようになった。
Y先生のご指導よろしく時々皆で飲みに行くようになった。 そんなある日「くそじじい」の名を不動にする出来事があった。 長野の学会に参加した自分は松茸を手土産に飲み会に参加した。 店の人に松茸を渡すと暫くして焼き松茸を細かく裂いた皿が運ばれてきた。
するとくだんの老人、「おっ!松茸か!わしゃこれが好物じゃ」と言ったかと思うと箸でササーっと集めて独り占めする勢いでがぶりと食べた。 「こらー!このくそじじい!」ほぼみんな同時に大きな声で叫んだが本人はどこ吹く風でニコニコしながらもぐもぐ食べている。 その場が大いに盛り上がった。
「おっ!○○君、食べに行くぞ」 午前のクラスが終わったときに「くそじじい」と二人で食べに行くようになった。 学校の近所にある出版社の中にある喫茶店でビールを飲みながら昼食。 「退職する前はどこで仕事をしていたんですか?」「おっ、わしはな、○○医科大学というところで仕事をしとった」「・・・・・」 日本も狭いものだと思いながら大学に戻って昔の職員名簿を引っ張り出した。 「くそじじい」の名を理事会のメンバーの中に見つけた。 それからも「くそじじい」と呼ぶかどうかちょっと悩んだがいつまでたっても「くそじじい」は「くそじじい」だった。
数年して彼は死んだ。 だがクラスのメンバーで飲みに行ってもいつも話題の中心は「くそじじい」だ。 あんなに愛されたじじいは世の中にはいない。
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先月、結城市のお隣の筑西市で花火大会が行われました。
私は東結城駅近くの介護老人保健施設健田に勤務しており、入所者様達が「ここから花火が見えるかもしれない」と話をしていました。
花火大会の夜、夜勤スタッフが東側の居室で入所の皆様と待機していたら、バッチリ花火が見えたそうです。
私が出勤するなり、入所者様が「大きい花火が綺麗に見えた」「まさか見れると思わなかった」と、教えてくださり、大変喜ばれ、感激した様子でした。
コロナ禍で制限のある生活が続くなか、花火に皆さん元気をもらったようでした。
感染対策をしながら、現在施設内で出来ることは限られておりますが、利用者様が四季折々を感じられるよう、試行錯誤しております。秋は壁面に紅葉の飾りをし、敬老の日にはポストカードを作成しお配りしました。
もうすぐ12月。そろそろクリスマスツリーを飾ります。
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11月に入り、早朝の寒さは確実に冬に向かっているのかなと感じるようになりました。静けさの中、マラソンをする人の足音やかすかに聞こえる自転車のタイヤの音が心地よく聞こえてきます。早朝の静けさっていいですよねぇ。
テレビではあちらこちらの紅葉の映像を目にする様になりましたが、両親の家では、庭にある柿の木がすっかり食べ頃を迎えました。実家の近くの駐車場に車を停めて歩いて行くと塀の上から大きく張り出した柿の木が見えて来ます。前回行った時はまだ少し青みがかっていて「収穫祭はまだだなぁ…」と帰って来ましたが、今回はすでに収穫を始めたようで、玄関先にはバケツに入った柿が…。我が家にも頂きたいと毎年恒例、母との収穫祭を行いました。母は柄のついたハサミで枝をカット、私が網でキャッチ。これが至難の業で枝にぶつかりな がら落ちる柿は突然角度を変えてくるのでスリル満点、今年も盛り上がりました。

二郎柿という種類で、自然な甘味がとても気に入ってます。まだまだ収穫は続きますが、実った柿は全部収穫せずにひとつまたは数個だけ枝に残すそうす。これは「木守り柿」というそうです。
頂いた柿に感謝と、「来年も沢山実りますように…」と願いを込めて。
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車ネタと言うことで、昨今の若者が知らない昭和の車の装備や操作をお話ししたいと思います。
まず初めに、昭和の車には時速100キロを超えると「キンコン」と警告音が鳴るうるさい装備が付いてました。高速道路ではずっと鳴りっぱなしです。車の保安基準のため装備が義務づけられていました。理由は、当時の車の高速走行性能が成熟していなかったことや警察の取り締まりの関係らしいです。
次の装備は、オーバードライブです。AT車のシフトレバーのところにオンオフのボタンが付いてました。通常はオンの状態である程度の速度を維持した巡行時に、高いギア(歯車)を使いエンジンの回転数を抑えて走るエコな装備です。これをオフにすると低いギアを使用しエンジンの回転数が高い状態を維持します。当然、エンジンブレーキが効くことと、加速が鋭くなり、ガソリンを食います。なぜ、今の車にはないかと言うと、CVT(無段変速機)という変速機に変わりギアがなくなってしまったこと、変速比をコントロールできるシフトが普及したことで消えていきました。
最後に、車のドアを閉める時に昔はよくやっていたのですが、ドアを内側からロックをかけ、ドアノブを引きながら閉めると鍵を使わないでドアのロックができるのですが、昨今の若者はキーレスやスマートキーが主流なのでこのやり方はわからないようです。
技術の進歩で無くなってしまった装備や操作ですが、なかなか味わい深いものがあったように感じます。新しい技術について行くのも大変ですが、絶対に前より良くなってるはずなので頑張って習得していきたいと思います。
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あっという間に暖房の季節になりました。
急にお肌の乾燥が気になりはじめました。
ここ2~3年はスーパーやお店の入り口に必ず置いてあるアルコール消毒が更に
追い打ちをかけてきます。
病院でもかなり頻繁に手の消毒をしますが、医療現場で使用する手指消毒剤には手
荒れを起こしにくい保湿剤が含まれています。それでも乾燥する季節になると手はカサカサになってきます。
先日消毒剤を販売している業者さんからこんなアドバイスをいただきました
・石鹸で手を洗うときは温水を使用しない。
・石鹸で手を洗うときは十分に流水ですすぐ。
・手を拭くときはペーパータオルで優しく押し当てるように水分をふき取り強く擦らない。
・仕事が終わったらハンドケアをしっかりする。
いつでもきれいな手でいられるよう日々頑張っていきたいです。
そして病院で療養している患者様に安心安全な環境を提供していきたいです。
今日も家に帰ったら手洗いをしてしっかりハンドケアします。
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早いもので、今年も残すところあと2か月とちょっとになってしまいました。
秋も深まってきましたが、体調など崩されていませんか?
日々楽しく過ごされていますか?
私のこの時期の楽しみと言えば、どんぐり拾いです!
どこで?と思われるかもしれませんが、病院の敷地内です。
病院の周囲には木立が並んでいますが、その中にどんぐりの木があるんです。
ご存じでしたか?
2棲類はあります。
調べてみましたが、クヌギとコナラです(多分…)。
私のお気に入りはクヌギです。まん丸なとても可愛らしいどんぐりで、その帽子(殻斗)も鳥の巣みたいで趣があります。

小学生の頃の帰り道、山の間の道路を歩いているとたまにクヌギが転がっていて、わくわくしながら拾った記憶があります。また、授業ではどんぐりを使って‘やじろべえ’を作った記憶もあります。
どんぐりを手に取ると、いろんな記憶が甦ってきて、とても懐かしく心がポッと暖かくなります。どんぐりが気になった方がいらっしゃいましたら、ぜひ結城病院駐車場周辺の木立を散策してみてください。童心に帰ることができますよ。
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先日、2日連続で娘のミニバスケットボール(小学生対象の、小さな規格で行うバスケットボール)の試合がありました。結果次第で県大会出場が決まる大切な試合。長女は6年生なので最後の後期リーグ。そしてベストメンバーなので、母はどうしても観たい!幸い、土曜日の試合は午後からだったので、仕事のあと駆けつけることが出来ま
した。
土曜日の試合中、次女が右前額部に5㎜の挫創を負い、日曜日は長女が相手の足に引っ掛かり、右膝強打。次女は問題なさそうでしたが、長女は派手な転倒だったのと、かなり泣いていたので焦ってしまい、近医で診てもらおうということになりました。しかし、担当医がいない、診るだけしかできない、レントゲンが撮れない、などと電話で言われ、なかなか診てくれる病院が見つかりません。次女は「見えるケガ」でしたが、長女は判断がつきにくく、骨折していたら…と不安が募りました。
そうこうしているうちに、長女も落ち着き、歩行も出来たため、当日の受診は諦めました。
結局、ただの打撲で済んだようで安堵しましたが、受傷時の自分の慌てぶりに、恥ずかしいような気分にもなりました。同じクラブの子が似た状況でも、「実は骨折していた」と言う例が続いていたので、「もし骨折だったら」と不安で仕方ありませんでした。
そんな思いをして改めて、患者受け入れ率の高い結城病院は有難いことなんだと実感しました。救患を受けてみたら軽症だったケースは少なくありませんが、当事者は不安な気持ちで来ているんだと思います。「骨折していませんよ」の言葉にどれだけ救われるか…。看護師になって長いですが、不安な思いの患者さんに優しい外来、看護師でありたいなと思いました。
試合は、地区2位通過で、県大会に出られることになりました。骨折してなくて良かった!
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突然ですが、皆さんは5年後、10年後の自分を想像しながら生活していますか?
我が家の一人息子は、今年の春から進学のために上京して一人暮らしを始めました。幼い頃から乗り物が大好きで、重機→電車→車と興味は移っていきましたが、小学生からカートレースを始めたこともあり最終的に自動車関係の道を選択しました。
進路を決定する際、本人が希望する道に向かって頑張れるのであればと、口を出すこともなく本人の気持ちを尊重したものの、いざ新生活を迎える頃には一人暮らしや勉強、ちゃんとやって行けるのだろうか親の方が心配ばかりしていました。
帰省するたび、電話で話すたびに「勉強はどう?」「学校は楽しい?」と聞いてしまうのですが、「大丈夫、課題もやってるし楽しいよ」と返事が返ってきます。それどころか、実習も大変な方が楽しい。レーシングチームのメカニック研修に行きたい。編入してもう一つ別の学科を受けるために、在学期間を延ばしたい。と次々とやりたいことや目指したいことを言うようになりました。
夢や目標に向かって、将来を思い描いている姿を見て、「あれ?私こんなに楽しいって感じられる生活してる?」と気付かされました。コロナ禍ということもあり、仕事に追われているうちに、やりたいことや数年後になっていたい自分。そのためにチャレンジしてみたいこと。自分ではそんな気持ちをすっかり忘れていました。
未来の自分のために、息子の生活も落ち着いて来た今だからこそ、自分時間を充実させたいと思います。
数年後の自分を想像して、ワクワクできるように…
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季節も秋に移り変わり 過ごしやすくなりました。そして 秋といえば “食欲の秋” ですね♪
私事ですが 3年ほど前から卵が入った食べ物を食べると 足のつま先から全身にかけて ジワジワと痒みが出るようになりました。元々 卵白アレルギーはありましたが 食べ過ぎなければアレルギー症状は出なかったはずなのですが… それからは 卵が入った食べ物を避けることで 症状も出にくくなりました。ありがたいことに 職場でも卵を外した食事を作って下さり 感謝しかありません。
大人になってからアレルギー症状が出ることは そう珍しいことではなく 近年増加しているそうです。元々 アレルギー体質や花粉症などがある方は 発症しやすいと言われていますが 疲労や慢性的なストレス·睡眠不足·運動不足·偏った食事といった生活習慣の乱れなどが原因で 成人食物アレルギーが出やすくなるそうです。また 砂糖を摂りすぎるとアレルギーの発症や病状がさらに悪化することに関係しているそうです。
世界保健機関(WHO)は、2015年に「成人及び児童の糖類摂取量」を一日に摂取するカロリーの10%から5%未満に抑えるべきだと発表しました。平均的な成人でティースプーン6杯(25g)程度になります。
甘いものが大好きな私にとっては 耳が痛い話ですが アレルギー症状だけではなく 肥満や虫歯になるリスクも減り健康でいられるのならば ちょっと気にかけながら 美味しい秋の味覚を楽しみたいと思います。
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私はいつも通り、出勤するため車の運転をしていた。通勤中、ふと左の方に目をやると高齢の女性が顔から転倒するのを目撃。
これは大変だ!とすぐに車を停め救助に向かった。
額の傷も大きく、出血もなかなか止まらない。
そこで救急車を呼ぼう!と判断。
職業上、救急車を要請したことはあるが、プライベートで救急車を要請するのははじめてだった。はじめてのことで気が動転していたのか‥…救急に電話がつながらない。なんで?
それは『109』にかけていたからだ。
心の中で渋谷のギャルの聖地かい!と自分に突っ込みをいれてしまった。
‥…気を取り直して『119』へ通報。救急隊に無事につながり、搬送することができた。
この緊急事態に出会い感じたことは、看護師でも『109』にかけてしまうくらい気が動転してしまうのに、一般の方が同じような状況に出会ったらどれほど恐くてパニックになってしまうことだろうか?と考えた。
救急隊の方々の優しい的確な誘導があって成り立っていることも大いにあるだろう。
また救急車が到着した際、近所の方々が心配して集まってきてくれた。『呼びに来てくれれば色々手伝えたのに』と声をかけていただいた。
人と人との繋がりって温かいな~。ありがたいな~としみじみ感じた出来事だった。
人に頼り、頼られて支えあっていけるコミュニティが地域全体でできたら素晴らしいな~と感じる今日この頃だ。
最後までお読み頂き、ありがとうございました
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