常勤医師募集中

0296-33-4161

  • 標準
  • 大

  1. スタッフブログ

 いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。

 

 春と言えば「お花見」が楽しみの一つである方も多いと思います。
 「お花見」というと「桜」を鑑賞するのが代名詞ですよね。
 桜は花が咲いている時期は短いですが一気に咲く姿に命の息吹を感じます。一本であっても存在感を放ち凛と咲きながらもどこか儚げな美しさを感じますし、桜並木や千本桜ともなると桜花爛漫という言葉通り息を呑む程の華やかさがあります。
 しかし満開から2、3日を過ぎると桜の花は散り始めます。沢山の花びらが舞い散る風景は桜吹雪とも言われ満開の頃とはまた違った趣があります。
 さて、桜は花が散った後に葉が生えてきますが、この桜の葉には「クマリン」という毒がある事はご存じでしょうか?
 「クマリン」は雨により地面に落ちます。すると「クマリン」の効果で雑草や他の植物が育ちにくくなるのです。(桜の木の下は雑草が少ないと感じた事はありませんか?)
 つまり桜は自分以外の植物など周りに生えないようにして地面の養分を独占しているのです。

  

 綺麗な花には棘(毒)があるとのことわざがありますが、なかなかのしたたかさを持っていて桜の裏面を覗いた感じがしますよね。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 結城病院のチコです。永遠の5歳です。(本当は5歳+50弱・・)
 ところで、皆さま「プラチナナース」はご存知でしょうか?
 おそらく、本物のチコちゃんはまだ知りません。結城病院のチコは知っています。

 

 「プラチナナース」とは、定年を迎える(迎えた)60歳以上の看護職です。
 「シニア」ではなく、あえて「プラチナ」とは、なんて素敵なネーミングでしょう。
 いまや働くナースの11人に1人は60歳以上(プラチナナース)と言われております。
 先輩看護師がお元気なことと、看護のキャリアと生活経験を生かして活躍の場が広がっていることがすばらしいことです。

 

 チコもプラチナナースとして働き続けられたらいいなあ
 病院や施設において様々な看護の経験を積まれ、健康に自信があって・・・・
 みなさんからも喜ばれて・・・・・・・・そして、チコはカッコよくいたい。

 

 結城病院にもたくさんのプラチナナースがいます。
 みなさん、生き生きと活躍されていることが尊敬と誇りです。
 うらやましい、さすが、と言われとても気分が良かった。・・・こういう看護職を大切にしてくれるなら自分たちも頑張って還元していけない・・・・という気持ちになったというプラチナナースのコメントを知りました。とても有難い言葉です。輝くプラチナナースの働き続けられる支援も必要だと思いました。

 

 結城病院に縁があってお世話になって早5年が過ぎました。
 私もプラチナナースを意識する年頃になりました。21歳免許を取得したときは、こんなに長く看護の仕事を続けられるとは思っていませんでした。若い頃は、ただ仕事に夢中で、花や樹木や鳥たちにはさほど興味が持てませんでした。最近の私は、お年頃なせいか四季折々の自然の美しさに癒され、きれいな鳥にも声をかけます。 
 仕事と家庭の両立を続けられたのは、夫、義父、息子の理解と協力があってのことで感謝いっぱいで頭が上がりませんが、これからも支えてもらおうと思っています。
 私も素敵なプラチナナースになりたい。生涯現役で、いつまでも輝き続けていきたいなと思います。そのためには自分の知識や経験が求められているうちは、健康管理と体力作り・・・・・・・に頑張ります。次回のブログで紹介できることを目標に。

 

以上、ご機嫌な状況でのブログでした。

 いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

  
  桜も例年より早く満開となり本格的な春の訪れを感じるようになってきました。今年はコロナで制限されていた行動や各種イベントも緩和され、やっと日常がもどりそうですね。  
 イベントと言えば、コロナで延期になっていたWBCが6年ぶりに開催され、なんと日本(侍ジャパン)が見事に優勝。日本中が興奮にわき熱気にあふれた2週間となりました。
 
 先日、医療雑誌をよんでいると、面白いことが書かれていました。WBCのように多くの国が集い、極限状態の緊張感の中で競い合うスポーツでは、ゲーム運びやプレーの細部にもその国のお国柄が色濃く出て、それが遺伝子レベルで強い影響を受けるというのです。私は、国民性というものは、その国の長い歴史や文化、慣習や風習などで後天的に作り上げられるものとばかり思っていたので驚きました。その遺伝子というのが、セロトニントランスポーター(SERT)遺伝子で、皆さんがメディアなどでよく耳にする「幸せホルモン・セロトニン」の濃度を調節するものです。話が堅苦しくなって申し訳ありませんが、SERT遺伝子には、セロトニン量が多くなるL型と少なくなるS型があり、その組み合わせ(LL型、LS型、SS型)によってセロトニンの量が変化し(LL型>LS型>SS型)、これが人の性格に大きな影響を及ぼすそうです。セロトニンが少なくなるSS型の遺伝子を持つ人は不安傾向が強く心配性で、逆にLL型の人はストレスに強く楽観的、かつ大胆な行動をとるといわれているそうです。そしてこのL型とS型を持つ割合が国や人種によって大きく異なり、前述の国民性に影響するというのです。では私たち日本人はというと、ご想像の通り実に98%の人がS型の遺伝子を持ち、中でも65%の人はSS型だといいます。ちなみにL型を持つ割合は、アフリカ>欧米>アジアの順で、特に日本のLL型の割合は僅か2%程度しかないそうです。これをみると日本人の心配性は、元来生まれ持ったものようですね
 
 筆者も言っていますが、この心配性や不安症も裏を返せば慎重・細心ということになり、日本が世界から注目されている時間の正確さ、細部までこだわる技術力の高さ、きめ細やかな気遣いなども、この遺伝子が影響しているのかもしれません。これを活かし、世界から信頼され世界をリードする日本になってほしいものです。
 
 WBC中継を心配で見ていられなかった私はSS型かも・・・
 

  
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 3月に入り気温の上り、日の出時刻もだいぶ早くなってきました。私は週に3~4回、ウォーキングをしています。朝5時~6時の約一時間、距離にして5kmほどです。始めてから3年がたちます。健康のためにと始めましたが今では生活習慣の一部になっています。写真は2022年の記録です。

最近は5kmや10kmのランニングにも挑戦しています。すこしずつ距離を伸ばしていき最終的にはフルマラソンに挑戦したいと考えています。
 私の勤務する介護老人保健施設健田では通所リハビリテーションを行っています。利用者様は独歩可能な方、車いすや杖を使用する方など様々です。歩行訓練の際、補助目的や安全のため歩行器を使用することがあります。そのため健田では様々な種類の歩行器を用意しています。その一部を紹介します。
①腕や脇をかけて体を支えながら歩くことができるもの
②抑速ブレーキのついたもの(急加速防止のため)
③自宅でも使用できるスタンダードなもの

  

利用者様ごとに目標を立て日常生活に必要な様々訓練を行っています。

是非一度ホームページをご覧ください。

https://roken-yuki.or.jp

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 当院にはキネステティク・プラスのインストラクターがおり、先日私もその研修を受けてきました。キネステティクって何?って思われた方も多いと思います。これは「動きの学習」とされ、人間の自然な動きにより提供される質の高い介助、および対象者の機能向上に貢献する支援方法です。なぜ私がこの研修を受けたいと思ったか!ある看護師が、寝たきりの患者様をスーッと!魔法をかけたかのようにいとも簡単に体位変換や上方移動をしたのです。しかも一人で!普段はバスタオルを用いて二人で持ち上げる介助をしていた私は、「えっ、今何したんですか?」と興味津々、それがキネステティクス・プラスを知るきっかけでした。

 

 研修では講義に加え、介助する側・される側になっての実習、実際に患者様に協力頂いて臨床実習もさせていただきました。実際に患者様の立場になってみて、持ち上げたり引っ張ったり等の移動は、ただただ不快と恐怖を感じるだけでした。臨床実習では、その動きを実施する前後で、患者様の表情や動きが全く違う事を目の当たりにしました。また、自分自身全く動かない体験をしてみて、20分間だけでもかなり苦痛でした。「はい、動いていいですよ!」と言われても体が固まって思うように動けず、無理して動かそうとして痛かったのを覚えています。形ばかりの体位変換、ポジショニングは、患者様にとって苦痛でしかないということを身を持って実感しました。

 

 今回、患者様にとって苦痛なく、自分にとっても負担無く行えるキネステティクの動きを学ぶことが出来ました。患者様に対してより良いケアを提供出来るよう、また、患者ご家族に対して少しでも楽な介助方法の提案が出来るよう今後も学んでいきたいと思いました。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 今回は結城病院で取り扱っている、腹腔鏡による鼠径部ヘルニア手術をご紹介します。

 

 ヘルニアとは、腹腔内容物(腸管や脂肪)が、腹壁に生じた(または生来有する)欠損部(脆弱となった部分)を通じて飛び出す状態のことで、いわゆる脱腸です。 そして、左右の太腿の付け根部分に発生するヘルニアの総称を「鼠径部ヘルニア」といいます。 腹部に生じるヘルニアの約80%は鼠径ヘルニアです。

 

 当院では、成人の鼠径部ヘルニアに対して、傷が小さく早期社会復帰も可能な腹腔鏡下修復術を実施しています。臍を切開し腹腔鏡で観察しながら一つの傷から手術を行うため、傷跡がほとんど残りません。手術歴のある方にも適切に対応いたします。合併症のない方は手術当日に入院していただき、在院期間の短縮にも配慮します。

 

 なお当院の取り組みにつきましては、 2023年1月31日に毎日新聞出版より発売された「病院最前線2023 (毎日ムック)」にも掲載させていただきました。

 

https://mainichibooks.com/zoukanmook/sunday-mook/2023.html

 

 

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

  

 2月12日(日)第112回看護師国家試験が実施されました。
 試験時間は午前と午後合わせて5時間20分、必修問題(50問)・一般問題(130問)・状況設定問題(60問)の3種類の試験問題があり、 合計240問 300点満点の試験となっています。合格するためには2つの条件があり、まず「必修問題」の80%以上を正解すること、そして「一般問題+状況設定問題」でその年の基準を満たすことです。基準は受験生の90%程度が合格するよう設定されているようで、ここ10年のボーダーラインは概ね160~170点程度となっていますので、全体で200~210点以上が必要ということになります。

 

 自分が受験した当時は、試験時間・問題数、状況設定問題も少なく、何より必修問題はありませんでした。今では、応用力やアセスメント能力を見る問題が増加傾向にあるだけでなく、症状・検査所見・医療機器の使用方法などについて写真を提示する問題があったり、選択肢を設けず数値を直接解答させる計算問題なども出題されています。「自分が今、試験を受けたら合格するだろうか・・・・・」、そんなことが頭をよぎります。

 

 合格発表は3月下旬、サイト上での発表です。これもまた昔とは大違いです。まず発表時期、私たちの頃は5月中旬でした。郵送で合格発表が待ちきれず、同期の仲間と厚生省に見に行ったことを覚えています。施設の入り口に近くの特設会場にある、ぶ厚いバインダーから自分の受験番号を必死に探しました。さらに翌日(だったかな?!)には、合格者氏名が新聞に掲載されるので、数冊購入しては親・親戚一同に自慢げに送ったりしたものでした。

 

 その時代に合うように看護師国家試験も様々なことが変化していますが、ともあれ受験生の皆さん全員が合格することが何よりです。看護の現場を共に歩めることを祈って、合格発表を一緒に待ちたいと思います。

  

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 「ピア効果」とは、目的の近しい者同士が同じ環境に集まって切磋琢磨することで、モチベーションを上げたり、より高いレベルを目指すようになったりすることです。もともとは教育分野で注目されていましたが、現在では企業における人材育成や生産性の向上を目的として活用されることも増えているようです。

 医療・介護領域では同じような障害のある人たちと同じ集団に入る事で自分自身への気付き、他者の理解、物の見方や考え方のプラスの変化と共に人間関係や役割の創出など多くの事に波及していくといえます。

 また、高齢者施設では「集団」でのレクリエーションや体操が取り入れられています。個別でのかかわりももちろん重要ですが、集団でなにかに取り組むことによって生じる影響は大きく、活動への関心や集中力、責任感、周囲への関心、役割認知、仲間意識、季節感、生活の活性化などさまざまな面で恩恵がもたらされます。

 高齢者施設を利用されている方の中には立つことが難しかったり運動障害があったりなど以前出来ていた事を行う事が難しくなり、役割や帰属感が失われることを感じる方がいらっしゃいます。その為、個々の体力や機能に応じて工夫することで利用者の方の集団参加を促し、施設内の集団活動に積極的に参加し、役割をみつけ自信をつけていけるようサポートします。その次のステップとして地域の自主グループやもともと通っていた地域のサークル活動につなげるなど、地域を意識した目標設定が重要です。

 当法人では「ピア効果」「集団」をうまく取り入れ、住み慣れた地域でその人らしい生活を送る為の支援をしてまいりたいと思います。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
 初めての投稿となりますので、所属する地域包括支援センターの取組みについて書かせていただきたいと思います。私の所属する『結城市東部地域包括支援センターたけだ』は、令和3年4月に市から委託を受け開設し、2年が過ぎようとしています。東部地域の高齢化率は31.8%、他の地域に比べるとひとり暮らし世帯の多い地域となっています。コロナ禍も相まって、閉じこもりやフレイルの課題、地域によっては足の悪い高齢者やひとり暮らし高齢者の買い物の課題があることを感じていました。
 1年目は毎日の業務をこなすことで精一杯でしたが、2年目の令和4年度は、たけだ独自の介護予防事業として、『健康づくり教室』と題し、元気な高齢者を対象に地域の専門職の力をお借りし、体操教室や料理教室の開催することが出来ました。参加者の皆さまから「とても良かった。次はいつですか?」というお声をいただき、大変うれしく感じました。医療や介護を職業とする私たちが、“予防”という地域の方の健康や元気を一緒に考えていきたいと思っております。

 
 また、昨年11月には、絹川地区の協議体の皆さま・市役所・社会福祉協議会・結城特別支援学校と高齢者を対象とした『買物ツアー』の企画、実施を致しました。いわゆる買物難民の課題について、地域包括支援センターが委託を受ける前から地域の皆さまと長年協議をし、温めていた企画でした。令和3年度から結城特別支援学校ビジネス・ライフ科の学生へ福祉の授業を実施し、高齢者の特性や高齢者を支える仕事についての講話や高齢者体験などを行うことで、学生も買物ツアーのサポートをして頂ける運びとなりました。地域や行政、教育機関など多様な人達の支えがあり、結城市で初めての買物ツアーを実現することが出来ました。

 高齢者に関する相談に真摯に向き合うと同時に、地域の特性や課題に合わせて地域住民の皆さまや様々な機関と連携を図り、地域づくりを進めていきたいと思います。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 今回は、結城病院グループの他の事業所について説明させて頂きます。
 私どもの結城病院は、介護老人保健施設健田、訪問看護ステーション春風、居宅介護支援センターたけだ、結城市東部地域包括支援センターたけだ、配食サービス健田の6つの事業を運営しており、地域の皆様に住みなれた地域で安心して生活していただけるようにと日々頑張っております。
 現在、結城病院東側に建設中の建物は介護老人保健施設健田が移転してくることとなります。そして現在、介護老人保健施設健田として使用している建物は、改修工事を行い「特別養護老人ホームたけだ」を開設する予定となっています。今後ますます結城病院グループ全体で「病院から在宅、病院から施設、施設から在宅」と、きめ細やかな医療・看護・介護・リハビリテーションを提供していけると思います。
 今回、特別養護老人ホームを開設することとなり、結城病院グループでは介護保険施設が2施設となりますので、簡単に老健と特養の違いを説明します。まず、老健とは病院と在宅の中間施設で病院での治療の必要はないが、在宅に戻るには少し不安があるという方がリハビリを行い在宅に戻れるよう支援する施設です。そして、特養とは病院での治療の必要はないが、日常的に介護が必要で在宅生活が困難な方が入所する施設となります。
 今後、在宅生活に戻ることに不安を感じている方や在宅生活に不安を感じている方は、ぜひ結城病院連携支援室、介護老人保健施設健田、居宅介護支援センターたけだ、結城市東部地域包括支援センターたけだの相談員やケアマネージャー等へ相談をしてみてください。結城病院グループ全体で地域の皆様が安心した生活が送れるようにお手伝いをさせていただきます。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

お電話からもお気軽にお問い合わせください