スタッフブログ
スタッフブログ 2022.07.12
キャッシュレスな世の中
いつも結城病院のブログをお読みいただきありがとうございます。
今更ながらですが、キャッシュレスなマネー授受が世の中に浸透してきています。今やクレジットカード/デビットカードから、電子マネー(Suica・他各社独自のもの等)、スマホ決済アプリ(Paypay等)に至るまで数多くの決済方法が存在しています。全く手を出さないという方もいらっしゃるかもしれませんが、かくいう私はクレジットカードは別としてSuica等2種類の電子マネーと4種類のスマホ決済アプリを使い分けています。もっと多くの決済手段をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、私の場合あまりに多いと集約化が難しいと考え現況に留めています。
現金使用でもなくカードをお財布から取り出してという時代から、スマホのアプリを起動するだけ、はたまた起動もせずに通信端末にかざすだけという時代に変わってきています。おかげで現金を使用する機会が激減し、1円玉はじめ硬貨も減りお財布がより軽くなりました。また、得られるポイントもネットショッピングと市街でのお買い物とで共有して使用できるメリットもあります。さらに、同じアプリ間での送金もほぼ瞬時に行われるため、ATMに立ち寄る機会すらめっきり減り利便性を実感しています。
経済産業省は日本のキャッシュレス化を推進しようとしていますが、2021年発表の日本国内の統計ではキャッシュレス決済利用率はそれでも30%前後だそうです。その内訳としてクレジットカードがまだ圧倒的多数を占め、電子マネーおよびスマホ決済アプリはまだまだ少数派です。
国際的にみると利用率No.1は韓国だそうでなんと95%です。お国の事情というものもあり、日本ではまだまだ利用率が低いことがわかります。キャッシュレス化が進まない要因としては
(1) 日本の治安の良さと現金への慣れ(他国に比べ現金所有のリスクが少ない)
(2) 業者側の高い手数料(導入する業者側のメリットが少ない)
などが挙げられています。
一方で利便性とセキュリティ問題は表裏一体であり、フィッシングメール等の詐欺事件も絶えません。実際私のところにも所有していないはずのカード会社や決済アプリの会社を謳った偽メールが頻繁に送られてきます(もちろん無視です)。先日もオール電化のはずの我が家に『ガス料金請求に関する緊急のお知らせ』と称するショートメールが来たのには笑えましたが・・・
こういったセキュリティトラブル等のデメリットは心配にはなるかもしれませんが
やはり利便性というメリットは代え難いものがあります。今後はさらなる進化も予想され、メリット・デメリットを理解した上で上手に活用したいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。