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スタッフブログ 2020.02.18
7月12日
いつも結城病院スタッフブログを読んでいただきありがとうございます。
さて唐突ですが、7月12日は何の記念日でしょう。
チコちゃんは知っていました。
712でナイフなので「洋食器の日」でーす、と答えました。
でも、それでは50点です。
じつは、7月12日は「人間ドックの日」でもあるのです。
1954(昭和24)年同月同日に国立東京第一病院(現 国立国際医療研究センター)で人間ドックが始められたためとされています。
人間ドックは日本発祥の制度で、辞書に柔道がjudo、空手がkarate、と記載されているように、人間ドックもそのうちningen dockと記載されることでしょう。
ドックは船舶のドック入りと同じ意味で、体の整備、当初は病の早期発見が目的でした。現在では未病での健康管理が第一の目的となってきました。長生きすることではなく健康寿命が伸びることは誰もが望むところでしょうから、人間ドックを受けることには意義があると思います。しかし、死因として2番目に多い「がん」は、通常の人間ドックの検査項目では全ての「がん」を早期に発見することは困難です。ドックを受けるときは何が心配かを伝えて、検査内容を決めると良いと思います。
人間ドックは任意型で個人の死亡リスクを下げることが目的(一方、住民健診は対策型健診で集団全体の死亡率を下げることが目的です)であり、その意義を見出せばお受けになることをお勧めします。
ただし、健康保険が効きません。
チコちゃんに保険が効くよう直談判してもらいましょうか。