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スタッフブログ 2019.11.05
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)

いつも結城病院スタッフ・ブログを読んでいただいてありがとうございます。

私の次男は小学校のサッカークラブに所属しており平日の練習及び、週末の試合等に勤しんでいます。またクラブの方針とし親子の絆を深める為や、子供達の助け合いの精神を育む為にグラウンドの設営を親子や子供達で行っています。その様な中、今年の2月下旬の練習後に子供達とゴールの後片付けをしている中、台車からグラウンドにゴールを降ろす際に子供達と呼吸が合わず私の右腕がゴールに引っ張られるかたちに成ってしまいその後右肩に多少違和感残りましたが、時間が経過すれば痛みが緩和し日常生活が送れるのではないかと安易な考えでいましたが事実、痛みは数日で緩和し日常生活を送っていました。しかし、仕事上で毎日肩を動かしている為にまた肩の痛みが増強しましたが、また時間が経過すれば痛みが緩和すると思い日常生活をおくっていました。しかし、数日・数週間・数か月が経過しても右肩の痛みは緩和せず、逆に時間が経過するに連れ痛みが増強し、夜中は痛みで起きてしまうぐらい激痛が伴いました。また日に日に肩の可動域が狭く成り食事やトイレ等の日常生活に支障を来たす様に成りました。これでは非常にまずいと思い当院の非常勤の整形外科医に相談したところ「肩関節周囲炎」いわゆる「四十肩・五十肩」と診断されました。「肩関節周囲炎」は中年以降、特に50歳代に多くみられ、その病態は多彩です。

関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲に組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が癒着するとさらに動きが悪くなります(拘縮または凍結肩)。

 医師より治療方針とし「非観血的肩関節授動術」提案されました。「非観血的肩関節授動術」とは肩の感覚を司る神経の根元(第5頚髄神経根)に局所麻酔を注入してブロックし、医師が肩関節を動かして形成された癒着を剥離します。授動術後は麻酔が7時間以上切れず違和感は残りますが、翌日より麻酔等の影響は無くなり通常通りの生活がおくれました。授動術後はあの激痛で夜中に起きる事が無くなりました。またセルフのリハビリにより日に日に関節の可動域も広がりトイレでのあの苦労も無くなりました。現在では、難なく腕の挙上・内外転もできる様に成り若干、手が背中に回し辛い程度で日常生活には何ら問題有りません。もっと早く授動術を受けていれば・・・この夏はもっと楽しめたのに・・・

 「肩関節周囲炎」でお悩みの方は是非一度当院の整形外科に相談してみては如何でしょうか?

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