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スタッフブログ 2024.02.07
長距離走の思い出
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
このたびの能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
運動が苦手だった私は、小学校、中学校で毎年恒例のマラソン大会が大嫌いでした。冬寒い中行われるため、冷たい空気を吸うのは胸が痛くなるし、血流の良くなった体は痒くなるし、何より足が遅いのに長距離を走ること自体が苦痛でした。そんな思いで参加しているので、もちろん結果は散々で、達成感も味わうことはありませんでした。
そんな私の長女は、小学校からバスケを始めたおかげで体力がつき、小4まで60人中25番くらいだったマラソンが、小6で1位になり、駅伝の選手にも選ばれ、それなりに奮闘しました。中学校に入ってもマラソンは1位。夏の中学対抗駅伝大会も陸上部を抑えて選手に選ばれ、1区を走りました。しかし小学校の時とは違い、他の中学校は2年生、3年生の長距離陸上部の選手が多く、結果は、12校中9位でタスキを渡しました。今まで経験しなかった早い選手に囲まれたレースとなり、そのペースに巻き込まれたようでした。見ていた私も、バスケ部の長女は走り方から違っていたし、体力だけではかなわなくなっているんだと感じました。珍しく、長女も大会後に弱音を吐き「もう駅伝は無理だ」と言っていました。
半年経った今、懲りたはずの冬の駅伝大会に向けて練習に参加し、選手に選んでいただきました。長女の中学校は今回もまた、バスケ部の1年生ばかりです。きっと長距離を練習してきている陸上部の選手にはかなわないと思います。そしてそれは、実際に走った長女も分かっているのではないかと思います。今回また参加した理由は先生やお友達に誘っていただいたことも大きいと思います。それでも、親ばかですが、チャレンジする姿に胸が熱くなります。私も、中学校の時に、遅くても一生懸命走ればよかったなぁとさえ思うようになりました。子供達には、その時出来ることを一生懸命やれる子になってほしいと思っています。私も悔やんでばかりいないで、今できる応援に全力を尽くします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。