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スタッフブログ 2024.03.06
踏切でのできごと
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
私の子供は毎日東京に通っているのですが、よく列車ダイヤの遅延のため遅れて帰る事があり、私もまた都内に行くと必ずと言っていいほど「線路内に人が立ち入っため…」というアナウンスを一度は耳にします。
先日夜、車で帰宅途中にいつも通る踏切で一時停止をしたところ、警報機が鳴ったため遮断機が降りるのをボーっと眺めていました。線路のあちら側に対向車線の車がライトをつけた状態で止まっていたのですが、ライトの前に人影が…。そして、遮断機は人影の後ろ側に降りたんです。「えっ?! …」よくみると後ろからライトで照らされた手押し車を押した人影がこちら側に歩いて来たんです。「あれ、線路の中に入っちゃったじゃん…しかもペース上げられないみたい?! えーっ、あの遮断機を上げないと出られないよ。」。「誰も出て来ないし…そうだよね、こっちに来るんだから先頭の私が行くんだよね。」と、自分に言い聞かせました。車を降りて、まだ列車が来そうもないことを確認した上で、結構な重さの遮断機を持ち上げて待っていると、その方は小さな歩幅で渡り切る所で「ありがとうございました。」と一言。私が車に乗る時にもう一度「ありがとうございました。」と静かにおっしゃっていました。心の中ではとても焦っていたのかな…。
とにかく、無事渡れて良かったと安心しました。列車の接近はもちろん、焦って転倒してしまうことも懸念しましたので、気をつけて見守りました。今回は危機一髪という状況下ではありませんでしたが、場合によって早めに非常ボタンを利用しないといけないとも感じました。
踏切事故に限らず、少しでも命に関わる事故が減りますように毎日心がけて生活していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。