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スタッフブログ 2023.03.01
腹腔鏡下鼠径部ヘルニア手術のご紹介
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は結城病院で取り扱っている、腹腔鏡による鼠径部ヘルニア手術をご紹介します。
ヘルニアとは、腹腔内容物(腸管や脂肪)が、腹壁に生じた(または生来有する)欠損部(脆弱となった部分)を通じて飛び出す状態のことで、いわゆる脱腸です。 そして、左右の太腿の付け根部分に発生するヘルニアの総称を「鼠径部ヘルニア」といいます。 腹部に生じるヘルニアの約80%は鼠径ヘルニアです。
当院では、成人の鼠径部ヘルニアに対して、傷が小さく早期社会復帰も可能な腹腔鏡下修復術を実施しています。臍を切開し腹腔鏡で観察しながら一つの傷から手術を行うため、傷跡がほとんど残りません。手術歴のある方にも適切に対応いたします。合併症のない方は手術当日に入院していただき、在院期間の短縮にも配慮します。
なお当院の取り組みにつきましては、 2023年1月31日に毎日新聞出版より発売された「病院最前線2023 (毎日ムック)」にも掲載させていただきました。
https://mainichibooks.com/zoukanmook/sunday-mook/2023.html
最後までお読みいただき、ありがとうございました。