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スタッフブログ 2022.08.31
秋の気配
いつも結城病院のスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
熱中症警戒アラームが連発していた今夏も、朝晩の空気はなんとなく秋の気配を感じさせてくれるようになりました。いつの間にかカエルの合唱も虫の声に変り、田んぼの稲穂も黄色味を帯びこうべを垂れ始めています。
秋と言えばお月見が思い浮かぶのですが、今年の十五夜は9月10日とのこと。夏が過ぎ涼しくなり始めたこの時期に満月の夜を見て楽しむのは、日本に秋の風物詩です。もともと十五夜は旧暦の8月15日とされ、新暦で表すと月遅れの9月15日を十五夜と思う方も多いようですが、旧暦と新暦のずれによって、十五夜の日にちは毎年変わるそうです。十五夜は秋の真ん中に出る月という意味で「中秋の名月」とも呼ばれます。
十五夜のお月見が広まったのは「平安時代」で、貞観年間(859年~877年)に中国から日本に伝わり、貴族の間に広がりました。庶民の間にまで十五夜の風習が広まったのは、江戸時代に入ってからで、収穫祭や初穂祭の意味合いが強く、無事に稲を収穫できた喜びを分かち合い、感謝する日だったそうです。
ここ何年かは夜空を見上げて、眺めるだけのお月見でしたが、今年は収穫の秋に感謝しながら、ススキ、月見団子、芋などちゃんとお供えしようかと思っています。
お天気になりますように!
最後までお読み頂き、ありがとうございました