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スタッフブログ 2021.09.29
相談すること、されること
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
9月になって学校は新学期が始まりました。いつもなら、運動会や学校祭、修学旅行などがあり、2学期の行事を楽しみにしていた生徒さんは多いと思います。
そんな中、再びの緊急事態宣言で9月末までの感染対策強化と活動自粛が決まりました。学校行事は中止または延期、そして縮小、生徒たちの楽しみは、いつになったら以前のように行事を満喫できるのでしょうか。保護者として、歯がゆい想いをされていらっしゃる方も多いことでしょう。
ある朝の小学生の登校班の集合場所での出来事です。いつもはとっても元気な1年生の女の子が、その日はしくしく泣いていました。どうしたのかなと思って聞いてみると、「昨日、学校でほかのクラスのお友達から意地悪を言われたって、告白があったの。昨日はおなかが痛いと言っていたのだけど、今日になって言い出してね…。」とのことでした。
なんということでしょう!女の子は昨日からとても傷ついていたけれど、すぐに言えなくてつらい時間をすごしたのでしょうね。でも、今朝になって、本当のことをお母さんに言えた女の子はとっても偉かったと思いました。その上、今から歩いて学校に行こうとしているのです!1番感動したのは、女の子がやっぱりお母さんに話を聞いてもらいたいという気持ちになったことが、私にはすばらしく輝いて見えました。
我が家の子供たちが成長していく過程でも、こんなに小さいころは素直で純粋な心があったと思います。現在、わが子は思春期の難しい時期であり、親が考えているようにはならない状況です。そんなわが子と比較してがっかりしている、そんな自分が情けなくも思えました。わが子も今は、学校にも楽しみを見つけられず、周りの大人にも相談できなくて、もやもやした気持ちと戦っているのでしょう。心配してくださっている周囲の友達や学校の先生、かかわりのある人々の存在に甘えてもいいのだと気付いてほしいです。また、そんな私も、気持ちがくじけそうになるときが多々あります。職場の先輩やママ友たちの励ましや経験談を今はとてもありがたく聞かせていただいて、1日を頑張って過ごせていることも感謝です。ですから、私も気持ちを調整して頑張ろうと思います。わが子からお母さんに相談しようと思ってもらえるように。人は周りの人たちに、やっぱり支えられているのだなと痛感する出来事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。