スタッフブログ
スタッフブログ 2023.10.18
病院のレシピ③
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
管理栄養科では、日々患者さんに提供するお食事の「季節感」を大切にしています。
当院では入院患者さんに食から季節を感じてもらえるように、季節のフルーツの先取りを心がけています。メロンやスイカ、ぶどうや柿、梨やいちご、みかん、さくらんぼなどのフルーツをできるだけ旬の早い時期に提供しています。フルーツにはビタミンCやβ-カロテンなどが含まれ、免疫UPに役立ちます。ただし果糖も多く含まれますので、食べ過ぎにはご注意下さい。(1日にみかん2個程度が適量です!)
また祝日や季節のイベント日には、手作りのデザートなどを提供しています。
先日の十五夜では「白玉黒蜜きなこ団子」を提供しました。
① 白玉は白玉粉に水を入れ、耳たぶくらいの柔らかさにしてお団子の形にします。
② 沸騰したお湯で茹で、ざるにあけます。
③ 上から黒蜜ときなこをかけて出来上がりです。
白玉粉が一般に広まったのは江戸時代・元禄のころで砂糖や餡といった甘味が庶民の手に入りやすくなったとともに大衆化しました。栄養成分は約9割が糖質になります。
これからも患者さんの笑顔のために美味しく季節感あふれる食事を提供できるように努力します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【参考】過去のシリーズです。