スタッフブログ
スタッフブログ 2020.03.10
卒業シーズン
いつも結城病院スタッフブログを読んでいただいてありがとうございます。
3月、卒業式シーズンです。 娘も今年、保育園を卒園します。
娘の通っている保育園は自然に親しみ、古来からある行事や文化を大切にする保育園です。基本、裸足で生活し、冬でも『リズム』という時間には半袖半ズボン。
ヒラヒラした服は動きにくいので着てこないでくださいと言われ、園庭にある小さな田んぼに稲を育て、収穫したもち米で餅つきをする。
稲を刈ったあとの田んぼで泥遊び…。
アイヌの絵本や、歌。沖縄の絵本や、エイサー。獅子舞、虎舞など、最初は親が理解してあげられないことばかりでした。
そして、卒園式では荒馬踊りを披露します。
これは、1歳で入園してからずっと憧れてきた集大成の踊りです。
自分達で染めた布で荒馬を作ってもらいました。
小さかった子供たちが、逞しく荒馬を踊ると、胸が一杯になります。
キレイな洋服での卒園式一部が終わると、二部で半袖半ズボンに着替え、普段の、そして逞しく成長した子供たちの姿。今まで培ったリズムや荒馬踊りは、想像しただけでグッと来てしまいます。
ですが…今年はコロナの影響で、小中学校の卒業式は中止になりました。
保育園も危ういかもしれません。
小学校の先生方の配慮で、簡易的な卒業式が出来る希望も出てきましたが、例年にない状況。卒園、卒業する子供を持つ全ての親御さんはもちろん、子供たちにとっては、急に終わってしまう学校生活に、寂しい思いをしていることだと思います。
せめて、入学式には終息し、気持ち良く進学出来るよう、切に願っています。