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スタッフブログ 2022.10.26
「昭和」のクルマばなし
いつも結城病院ブログを読んでいただき誠に有難う御座います。
車ネタと言うことで、昨今の若者が知らない昭和の車の装備や操作をお話ししたいと思います。
まず初めに、昭和の車には時速100キロを超えると「キンコン」と警告音が鳴るうるさい装備が付いてました。高速道路ではずっと鳴りっぱなしです。車の保安基準のため装備が義務づけられていました。理由は、当時の車の高速走行性能が成熟していなかったことや警察の取り締まりの関係らしいです。
次の装備は、オーバードライブです。AT車のシフトレバーのところにオンオフのボタンが付いてました。通常はオンの状態である程度の速度を維持した巡行時に、高いギア(歯車)を使いエンジンの回転数を抑えて走るエコな装備です。これをオフにすると低いギアを使用しエンジンの回転数が高い状態を維持します。当然、エンジンブレーキが効くことと、加速が鋭くなり、ガソリンを食います。なぜ、今の車にはないかと言うと、CVT(無段変速機)という変速機に変わりギアがなくなってしまったこと、変速比をコントロールできるシフトが普及したことで消えていきました。
最後に、車のドアを閉める時に昔はよくやっていたのですが、ドアを内側からロックをかけ、ドアノブを引きながら閉めると鍵を使わないでドアのロックができるのですが、昨今の若者はキーレスやスマートキーが主流なのでこのやり方はわからないようです。
技術の進歩で無くなってしまった装備や操作ですが、なかなか味わい深いものがあったように感じます。新しい技術について行くのも大変ですが、絶対に前より良くなってるはずなので頑張って習得していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。