常勤医師募集中

0296-33-4161

  • 標準
  • 大

 

  1. 紛失した携帯が戻ってきた話

スタッフブログ

スタッフブログ 2019.04.06
紛失した携帯が戻ってきた話

年の夏のある土曜日。

高校生の息子と福島県のある施設へ日帰りで出かけてきました。

新幹線が福島駅に到着した時、息子は爆睡中。「着いたぞ!」と声をかけると慌てて座席から立ち上がり、通路を歩き始めました。たまたま、我々が座っていたイスに目をやると、息子のスマホが落ちているではありませんか!「ダメじゃんか!いつも言っているだろ!場所変わるときは忘れ物ないかよく見ろって!」。息子に対し結構きつめに言いました。スマホケースの中には通行定期券も入っていて重要だったので。息子は黙っていました。

さて、すべての用事が済み、帰宅。

帰りの新幹線、宇都宮駅のホームに降り立ちました。「あれ??」ズボンのポケットにいつもあるはずの私の携帯がありません。新幹線に忘れたか?一瞬、新幹線の座席に戻ろうか?と考えました。しかし、座席まで行って戻ってくる間にドアが閉まるでしょう。「(戻るのは)無理だ。」携帯がないことに気づいてからの数秒でいろいろ考えましたが、どうにも動けず、新幹線は発車。新幹線を見送りながら、「そもそも携帯を持って出かけただろうか?家に置いてないだろうか?」。祈るような気持ちで「そもそも家に置いたまま出かけた可能性」にかけました。

帰宅して、家族に「どうだった?」と聞かれても、ほとんど答えもせずに、自分の携帯探しが始まりました。「。。。ない。。。」やっぱり、携帯をどこかに落としてきた、という現実を受け入れざるを得ません。さあ、どこに落としたのだ?施設、利用したバス会社、JR忘れ物センター全てに電話。土曜日夜だったので、もう施設は閉まっており、全く通じず。バス会社(バス会社名を探すところから始まり)も営業時間外の自動音声が流れ通じません。それでも、しつこくネットを見て、2-3箇所目でようやく通じましたが、「届けは出ておりません」。JRは比較的スムースにつながりました。が、やはり「そういう届けは出ていませんねえ。。。。」。ああ、ダメか。諦めざるを得ないのか、、携帯には大した個人情報は入っていなかったし、、と自分慰めモードに入りつつあったそのとき、付け加えられました。「車内整備の結果で、翌日になると出てくることがありますから、また明日電話してみてください」。この一言がなければ、諦めているところでした。。。

翌日、もう一度、JRに電話。すると、問診よろしくいろいろ聞かれます。乗車した新幹線の詳細?何号車?座席?落とした携帯のメーカー 色、商品名?云々。。なんで、こんなに聞いてくるんだ?もしかして、あったの?あったのなら早く言ってくれよ!と思いつつ、しかし、落としたのは自分ですし、担当の方にヘソを曲げられてはいけません。その全てに全力で丁寧に!答えます。そして

「ありますよ。そういうのが。。」

やったー!あったのだ!!

着払いの宅急便で郵送されるのかと思ったら、「最寄のJRの駅はどちらですか?ここからそちらに配送しますので」と。なるほどJRらしいですね。その後、1-2の手続きをへて、戻ってきたのは水曜日の午前。ちなみに、あと1-2日、遅れていれば、私の携帯はJRの忘れ物センターから、警察の管轄の都内の別の施設に管理場所を移されるところだったそうで、そうなると、さらに手続きが大変になるとのこと。ああ、その前でよかった。

みんな~携帯、落とすなよおー。

追記

この電話のやりとりで慌てふためいている私を見ても、息子は何も言いませんでした。。。ああ。。。

 

< 一覧に戻る

コンテンツ

外来診療担当医表

人間ドック

結城病院フォトギャラリー

スタッフブログ

採用サイト

お電話からもお気軽にお問い合わせください