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先日、学生時代の仲間による集まりがあり、母校の近くで会食があった。懐かしい光景が甦ったが、私が大学生の頃(40年近く前の話です)は、4月は学生サークルの「リクルーティング」で大忙しだった。
私がいたのは、大学の点訳ボランティアのサークルだった。このサークルの新歓活動が他のそれと違っていたのは、単純に同好の士や遊び相手を探しているだけではなく、労働力の確保という側面があったことである。
視覚障害学生が入学すると、授業に使うテキストは、それが文学書であれ、法律書であれ、外国語であれ、全て授業の進捗に先駆けて点字に直しておかなければならない(元から点字のテキストは存在しない)。日本語の点字は、構成がローマ字に似ていて、「読み」をそのまま表記していくルールであり、初心者でも1ヶ月もあれば習得できる。点訳ボランティアの学生は4年で引退してしまうので、新入生を勧誘して即席の「点訳者」を育てないと、マンパワーが足りずに視覚障害学生の学習に支障が出かねなかった。元々こういった分野に興味を持ってくれる学生は少数派だったので、新人を勧誘して定着させるにはそれなりの労力と神経を使ったのである。
このサークルは記録を紐解くと1966年に発足したらしい。私が代表だった時は既に20年経っていたことになる。その後も活動は続けられ、2009年に廃部となったそうだ。OBの私は廃部になった経緯をよく承知していないが、その10年ほど前に、大学が「アクセシビリティ・センター」という機関を学内に設けている。障害学生を受け入れる大学自身が責任をもってサポートできる体制ができたということだ。むしろこれがあるべき姿だろう。
リクルーティングに狂奔するどころか、サークル自体がなくなってしまったのは、OBとしては寂しい思いがする。それにしても当時歴史を閉じる決心をした学生はどんな気持ちだったろうか。大して人生経験もない学生が、40年以上続いた組織にピリオドを打つ決断をする。想像するだけで胸が締め付けられるような話である。
しかし新人勧誘に駆けずり回ったり、無報酬の仕事で毎週締切に追われたり、といったことをやらずに済むようになったのである。大学が責任を持って学習環境を保証してくれるようになったのは、サービスを受ける障害学生にとって何よりもありがたいことだろう。
世の中は少しずつ、でも確実に、良い方向に動いていくものだ。そう考えて自分の気持ちを整理することにした。
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春休みを利用して、東北から妹家族が栃木に遊びに来ました。小学生の子供達と一緒に考えた、2日間のとちぎの旅をご紹介します。
1日目、宇都宮駅に到着した妹家族と合流。乗り物が好きな4歳の甥っ子のために宇都宮ライトレールに乗りました。写真をたくさん撮り、グッズも買って大喜び。
ランチは、宇都宮といえばやっぱり餃子!焼餃子と水餃子を10人前注文し、大人2人と子供4人でペロリと平らげ、次に栃木市にある岩下の新生姜ミュージアムへ。ここでもまた写真をたくさん撮ったり、遊んだり、楽しみました。お馴染みの♪いわしたの~しんしょうが~♪のメロディーが、数日頭から離れなくなりました。
2日目、春の栃木と言ったらもちろん、いちご狩り。とちあいかとスカイベリーの食べ放題となんとも贅沢なプランを楽しみました。子供達は「全部おいしい!」と目を輝かせながら大粒のいちごをたくさん頬張っていました。味の違いはわかっているのでしょうか…?
最後は、下野市の天平の丘でお花見。桜も咲き始めお店も賑わっていました。いちごで満腹なはずなのに匂いにつられ、人気のじゃがバターを購入。桜の下で食べると美味しさも倍増!お腹も心も満たされました。
帰りの見送りは少し寂しくなってしまいましたが、一緒にプランを考えた子供達も楽しそうな妹家族の姿に大満足!
栃木の春を満喫した2日間となりました。
栃木にお嫁にきて約10年ですが、まだまだ知らない場所や美味しいものばかり。みなさんも気分転換に近場へのお出かけもいいですね!
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2024年3月18日から31日まで「第96回選抜高等学校野球大会」が開催されました。高校球児が必死にグランドの砂を噛みながら食らいついていく様に、感動と興奮を胸にみていました。
我が家の長男もジュニア時代から野球を続けて、今年の4月には中学3年生最後の年を迎えます。野球少年を抱える親は、どこも同じだとは思いますが、送迎や野球道具の購入に子供の体調管理などを仕事と両立してやっていかなければならないので本当に大変・・・。
食べ物の消費量も半端ではなく、部活から帰ってきてから米3合は普通にたいらげてしまいます。近所の学生時代に野球をしていた人が店主をしている肉屋に買い物によく行きます。そこのおばちゃん(店主の母親)から「野球をしていれば、子供は素直に育つ。やっている時は大変だったけど今となっちゃ、たくさん良い思いをさせてもらったよ。」と話してくれました。それを隣で聞いている店主は照れていました。その日、私は“野球少年をもつ母親は、たとえ何年もの月日が流れても自分の胸に感動は残っていて、今も「心の宝物」になっているんだと思いました。
私は、仕事から帰ってきたら息子の砂まみれになった野球着と汗と砂で真っ黒になった靴下の洗濯をすることが毎日の日課です。息子は野球が本当に好きで、グランドの砂を噛みながら必死に練習に耐え、試合の時には、家では決して見せない真剣な顔で頑張っている姿を見ると、“ガンバレ!”と応援したくなります。野球部のお母さんたちと応援グッズを揃えたり、一針一針思いを込めた子供への手作りお守りを作ったりして、親たちも最高に楽しみながら精一杯応援しています。
「人は、応援したくなる人が近くにいると強くなれます。応援を通して感動する、そんな機会をくれてありがとう。自分を信じて夢に向かって翔べ!」
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以前より個人の趣味として脳科学関連の雑誌を読んでいます。先日、「心的時間旅行の系統発生」という興味深い論文を拝読しました。「心的時間旅行」とは、こころの中で過去の出来事を振り返ったり、未来を想像したりすること、だそうです。元来、ヒトに特有の能力であるという仮説が提示されてきましたが、著者である平田聡氏(京都大学野生動物研究センター教授)の研究によると類人猿では未来計画ができることが示唆されたそうです。従来の研究では、ヒト以外の動物も過去の出来事に関する記憶をある程度は持ち合わせていることが明らかとなっています。しかし、全て食べ物を強化子として行動を形成されている可能性があり、学習という側面を否定できませんでした。
著者は、食物強化によらないテストとして、類人猿のチンパンジー、ボノボを対象とした動画実験を試みています。実験の詳細は省略しますが、まず①被験体であるチンパンジーとボノボに研究用に作成した動画を見せ、アイトラッカーにて視線を計測する。②24時間後に、同じ動画を見せて、同様に視線を計測する。という実験を行っています。動画の内容は、「左右の窓どちらからかキングコングが出てきて人間からバナナを奪って逃げる」という内容。24時間後に映像を見せると、キングコングが出てくる窓だけを事前に見るという結果になったそうです。つまり、1度だけ見た出来事を1日にわたり記憶していたという事が証明されています。
次に未来の計画に関する研究も行われています。対象は同じく類人猿のボノボとオランウータン。最初に道具を使って食べ物を手に入れるという学習を実施。テスト室に適切な道具2種類と不適切な道具6種類を置く(但し、食べ物のある仕掛けには手が届かないようにしてある)。5分後、被験体は、別の待合室に移される。その間、実験者(人間)がテスト室に入り、部屋の掃除をして、道具を全て片付ける。1時間後に被験体は、再びテスト室に戻されるが、この際、食べ物が入った仕掛けに手が届くようになっている。この状況で適切に振る舞うには、①テスト室から待合室に移される際に適切な道具を持ち出して確保しておく必要がある。②1時間後に再度テスト室に入る際、その適切な道具を持ち込んで使用する。という行動が必要となります。実際、ボノボとオランウータンは、そのように振る舞ったそうです。この結果からボノボ、オランウータンは「未来に道具が使える状況になることに備えて、適切な道具を確保しておいた」という事が考えられました。類似の設定でチンパンジーを対象とした研究も行われていますが、同様の結果となっています。この実験からボノボ、オランウータン、チンパンジーなどの類人猿は、「未来計画」ができると考えられています。
ヒト以外の動物も過去の出来事を思い出したり、未来のことを計画したりする可能性が述べられていますが、「心的時間旅行」がヒト特有の能力であるといった従来の主張には未解明な点があると考えられるようになってきました。また、この論文では、著者が提示する類人猿以外の動物における研究(ここでは省略)からも、ヒトのみに突如備わった能力とは考えにくいと思われます。著者は、「心的時間旅行」を構成する下位要素が系統発生的に段階的に獲得されてきたと捉えており、今後、生物進化の過程において、どの要素がどの段階で獲得されてきたかを探ることを課題としています。ヒト以外の動物では、言葉を用いることができないため「内発的な意識を伴って取り出される記憶」をヒト以外の動物で証明することは困難と言われています。著者の研究では、類人猿にも未来計画性があることを示唆しており、今後の研究報告に注目しています。
参考文献:平田聡「心的時間旅行の系統発生」、『CLINICAL NEUROSCIENCE』、Vol41・No8、2023-8, p1071。
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時節柄花粉症にお悩みの方も大勢いらっしゃるかもしれません。そのような方にはもしかするとありがたい?かもしれない話です。
自分が天竺という地名を知ったのはおそらく小学生になった頃でしょうか。母が西遊記を読み聞かせてくれた時だと思います。三蔵法師が経典をもとめて孫悟空や猪八戒などを連れて旅をする物語でした。その後テレビドラマで夏目雅子が三蔵法師役をつとめて人気を博しました。孫悟空というと先日お亡くなりになった鳥山明のドラゴンボールにでてくるキャラクターですが、もともとは三蔵法師にお仕えして天竺まで行くという設定です。
その後その地名を見たのは高校生の時、竹取物語を読んだときでしょうか。かぐや姫にプロポーズをした王子のうち一人が実際にはありえないものを天竺から持ってくるよう言われた・・・そのような話だったかと。
何かしら大変ありがたく、不思議な土地だと思っていました。
時代は下って40年ほど前、私も花粉症の症状がでてくるようになりました。何かしら鼻がムズムズとして鼻水が垂れてくるようになりこれは困ったと思っていました。そんな頃に一か月インド・ネパールを旅しました。
まことに質素な旅で泊る宿は一泊せいぜい数百円、ロンギーと呼ばれる布を腰に巻いてサンダル履き、リュックサック一つ背負っての旅行でした。食べるものはもちろん現地の人と全く同じもので、何度も腹をこわしました。
まるで修行のような旅から日本に戻って次の年の春、花粉症はものの見事に治っていました。なんだか不思議だとは思っていましたが、それから数年して東京医科歯科大学の藤田先生がお書きになった「笑うカイチュウ」という本を読んで、疑問は氷解しました。
花粉症にお悩みの皆様、天竺まで解脱の旅、いかがですか。
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私の子供は毎日東京に通っているのですが、よく列車ダイヤの遅延のため遅れて帰る事があり、私もまた都内に行くと必ずと言っていいほど「線路内に人が立ち入っため…」というアナウンスを一度は耳にします。
先日夜、車で帰宅途中にいつも通る踏切で一時停止をしたところ、警報機が鳴ったため遮断機が降りるのをボーっと眺めていました。線路のあちら側に対向車線の車がライトをつけた状態で止まっていたのですが、ライトの前に人影が…。そして、遮断機は人影の後ろ側に降りたんです。「えっ?! …」よくみると後ろからライトで照らされた手押し車を押した人影がこちら側に歩いて来たんです。「あれ、線路の中に入っちゃったじゃん…しかもペース上げられないみたい?! えーっ、あの遮断機を上げないと出られないよ。」。「誰も出て来ないし…そうだよね、こっちに来るんだから先頭の私が行くんだよね。」と、自分に言い聞かせました。車を降りて、まだ列車が来そうもないことを確認した上で、結構な重さの遮断機を持ち上げて待っていると、その方は小さな歩幅で渡り切る所で「ありがとうございました。」と一言。私が車に乗る時にもう一度「ありがとうございました。」と静かにおっしゃっていました。心の中ではとても焦っていたのかな…。
とにかく、無事渡れて良かったと安心しました。列車の接近はもちろん、焦って転倒してしまうことも懸念しましたので、気をつけて見守りました。今回は危機一髪という状況下ではありませんでしたが、場合によって早めに非常ボタンを利用しないといけないとも感じました。
踏切事故に限らず、少しでも命に関わる事故が減りますように毎日心がけて生活していきたいと思います。
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また、このたびの能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
2月中旬、急に寒くなり雪の予報も出ている雨の日の朝のこと、「なんだか菜種梅雨みたいだね」ふっと夫の口から意外な言葉を聞きました。
庭にどんな花が咲いても気にかけないような人なのにこんな洒落たことを言うなんて驚きです。
「菜種梅雨」は3月下旬から4月上旬にかけて、ちょうど菜の花が咲くころに降る長雨のことです。雨はしとしと降りますが梅雨のようにずっと続くわけではなく、数日程度、長くても一週間程度で降り止みます。
菜種梅雨のほかにも「たけのこ梅雨」や、秋雨のことを「すすき梅雨」と呼んだり、山茶花(さざんか)が咲く季節の雨は「山茶花梅雨」、5月後半から梅雨の前触れのように降る雨は「走り梅雨」、梅雨明けの頃の雨は「送り梅雨」、いろいろな梅雨がありました。
そして「菜種梅雨」には別名があり、「春雨(はるさめ)」「春の長雨」「催花雨」という呼び名もありました。
2月なのに「菜種梅雨」。
今年は暖冬の影響で早すぎる「菜種梅雨」が来たようです。
春の雨とはいえ冷たい雨で時には雪へと変わることある不安定な長雨。
体調を崩したりしないよう皆様も身体管理に気をつけてお過ごしください。
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また、このたびの能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今回で何回目になるかわかりませんが、今回も車ネタで行きたいと思います。
昨今は、パワーステアリングが標準装備されているのでハンドルを片手で操作したり、指で操作することも可能です。昭和生まれの私が免許取り立ての頃は、まだ「重ステ」というパワーステアリングの付いていない車がありました。文字通りハンドルがめっちゃ重いんです。タイヤが動いている時はまだマシなのですが、止まった時の切り返しや車庫入れ作業の大変さは半端じゃないんです。まさに腕力が必須。そのため女性ではハンドルを回せない人がいたほどです。そんな「重ステ」のためか教習所で習うハンドルを持つ位置は「10時10分」と教えられてきました。これは咄嗟の時などに操作しやすく力が入りやすいとのことで推奨してきたようです。では、最近のパワーステアリングが普通になっている車ではどうなのかと言うと「9時15分」ぐらいを推奨しているようです。各教習所で違うようですが、この位置が腕に疲労感が溜まりにくく、操作しやすいようです。技術の進歩で操作するのが楽になるのは有り難いことですし、常識だったことも変化していきます。
最後に「へぇ~」な知識として、「痛車」というのをご存知ですか?決してイタリアの車ではなく、車に痛々しいほどのラッピングをしている車を指し「痛車」と言います。私からすると「その車にラッピング!もったいない」と思ってしまいますが、これも多様性の時代、個々を尊重し個性を大切に生活していきたいと思います。
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【参考】
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また、このたびの能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私は愛犬の散歩にほぼ毎晩21時頃に出ています。最近はとても寒く、外に出るのがおっくうになったりもするのですが、愛犬と一緒に星を見ながら歩く事が楽しみでもあるので、頑張って出掛けています。
今の時期ですと、南の空に大きなオリオン座が見えます。オリオン座の左端に赤く光るペテルギウスと、こいぬ座のプロキオン、明るく白に輝いているおおいぬ座のシリウスを結んだものが、冬の大三角と呼ばれています。冬の大三角は、とても大きくてきれいな正三角形なので、見るたびに感動してしまいます。
でも、オリオン座のペテルギルスは、「すでに一生の99.9%が終わっていて、いつ爆発してもおかしくない。」とか、「もうすでに爆発しているかもしれない。」などと言われています。ある日気付いたらオリオン座の形が変わっていた!冬の大三角が見られなくなってしまった!という日が来てしまうかもしれません!
とは言っても、ペテルギウスは地球から530光年も遠くにある星なので(光の速度は秒速約30万㎞と1秒間に地球を7周半もする速さ。1光年とは、そのスピードで1年間進んだ距離を表す)、もし爆発していたとしても、私たちが生きている間に、今の形が変わってしまう事はないと思われますが、前述したように永久ではないので、夜空に輝くペテルギウス、そして冬の大三角を是非眺めてみてください。
また、この冬の大三角以外にも春の大三角、夏の大三角、秋は四辺形と呼ばれているものがあり、四季それぞれ夜空に大きく見ることができますので、こちらも探して眺めてみてはいかがでしょう。星を見ていると何だか神秘的な気持ちにもなりますよね…。
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運動が苦手だった私は、小学校、中学校で毎年恒例のマラソン大会が大嫌いでした。冬寒い中行われるため、冷たい空気を吸うのは胸が痛くなるし、血流の良くなった体は痒くなるし、何より足が遅いのに長距離を走ること自体が苦痛でした。そんな思いで参加しているので、もちろん結果は散々で、達成感も味わうことはありませんでした。
そんな私の長女は、小学校からバスケを始めたおかげで体力がつき、小4まで60人中25番くらいだったマラソンが、小6で1位になり、駅伝の選手にも選ばれ、それなりに奮闘しました。中学校に入ってもマラソンは1位。夏の中学対抗駅伝大会も陸上部を抑えて選手に選ばれ、1区を走りました。しかし小学校の時とは違い、他の中学校は2年生、3年生の長距離陸上部の選手が多く、結果は、12校中9位でタスキを渡しました。今まで経験しなかった早い選手に囲まれたレースとなり、そのペースに巻き込まれたようでした。見ていた私も、バスケ部の長女は走り方から違っていたし、体力だけではかなわなくなっているんだと感じました。珍しく、長女も大会後に弱音を吐き「もう駅伝は無理だ」と言っていました。
半年経った今、懲りたはずの冬の駅伝大会に向けて練習に参加し、選手に選んでいただきました。長女の中学校は今回もまた、バスケ部の1年生ばかりです。きっと長距離を練習してきている陸上部の選手にはかなわないと思います。そしてそれは、実際に走った長女も分かっているのではないかと思います。今回また参加した理由は先生やお友達に誘っていただいたことも大きいと思います。それでも、親ばかですが、チャレンジする姿に胸が熱くなります。私も、中学校の時に、遅くても一生懸命走ればよかったなぁとさえ思うようになりました。子供達には、その時出来ることを一生懸命やれる子になってほしいと思っています。私も悔やんでばかりいないで、今できる応援に全力を尽くします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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