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スタッフブログ 2025.09.17
少年野球を通して感じた子どもの成長
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
私の息子は現在小学4年生。WBC(ワールドベースボールクラシック)をきっかけに野球が大好きになり3年生から少年野球チームに入団しました。つまり野球を始めてから1年半弱ですが、技術はもちろんのこと人間的にもこんなにも成長するかと驚かされることがいくつもありました。
野球はただ投げて、打つだけのスポーツだと思っていた息子。家で遊ぶときは自分が打ちたいだけ打っていましたがチームではそうはいきません。入団してすぐは、自分の順番が回ってこなかったり、ボールが飛んでこないと友達とゲームの話をしていたり地面に絵を書いていたりと集中力ゼロでした。また、守備練習ではボールがよく飛んでくる所しか守らず、エラーしたら後ろのチームメイトにお任せと、まさに自分本位な姿が見られていました。
私は、よく「野球は一人でやるスポーツじゃないよ」、「チームスポーツはすごい上手い人がいても必ず勝てるとは限らないよ」と言ってきました。
すると徐々に変化が見られます。周囲を鼓舞するような声掛けをするようになったり、誰かがやらなければいけないこと(試合でのバット引きやランナーコーチャーなど)を率先してするようになってきたのです。また、練習でも「○○くん。内野で試合出るかもだから先にやっていいよ。」などチームとして考えられるように変わってきました。
現在では、試合にも出させてもらうことが増え、ピンチの時やピッチャーが困っている時など自らタイムをかけマウンドに集まる様子も見られます。試合後何を話したのか聞くと、「今日、勝ったら一緒にご飯食べに行っていいか聞こうぜ」らしいです。(笑)流れが向こうにいきそうだったから冗談言ったと、本人的に考えてのことだったので関心しました。
この変化はチームスポーツをしていれば自然に成長するものなのかもしれませんが、私が普段から息子に伝えていることを息子なりに考え、野球に向き合っている結果なのかもしれません。
試合に勝つという結果も大切ですが、親としてはこうしてチームメイトと協力して試合に臨むという姿勢をこれからも大事にしていってほしいと願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。