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スタッフブログ 2021.04.28
1本の毛糸

 いつも結城病院スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 先日、中学生の息子が「これを輪っかになるように結んで」と言って1本の毛糸を持って来てきました。何をするのだろうと思ったら「あやとり教えて」と。
 あやとりといえば、1本の輪にした紐を手に掛け、指でその紐を様々に取って色々な形を作る伝承遊びの一種で、子供の遊びというイメージでした。懐かしく思いつつ、中学生になってもあやとりをやるのかな?それとも親子のコミュニケーションを図るための配慮なの?などと勝手に思い巡らせながらプリントに印刷された説明を見て実際にやってみると、これが意外に難しい。
 一番奥の紐を親指で取る、など独特な表現がされていて理解するのに時間が掛かります。合っていると思って先に進んでも、紐の取り方を少しでも間違っていると形にならないのです。気が付くと息子よりも夢中になってあやとりの技を完成させようと必死になっていました。

 

 後で息子に聞いた話ですが、学校であやとり検定があったとのことでした。
 基本の構えは、両手の親指と小指に紐を掛け、中指で反対の手の親指と人差し指の紐を取った状態です。ちょうちょ→魚とりの銛→ダイヤ→家→東京タワーと初級・中級・上級の順になっていて徐々に難しくなっていきます。結局、私は中級のダイヤで挫折しました。息子も最後まで作ることが出来ず、その日から毎日練習をしていたようです。

 

 実はあやとりには下記のような、うれしい効果があるといわれています。
・技を完成させた達成感を味わえる
・集中力が養える
・手先が器用になる
・脳が活性化される
 手指の神経は脳の広範囲の動きに直結しているため全身運動と同様に手指運動も健康増進や老化防止として効果が期待されます。

 

 ところで、あやとり検定の結果というと…見事に最後の技まで完成出来たそうです。世界には3,000種類を超えるあやとりの技があるそうです。皆さんも1本の紐だけで気軽に出来るあやとりを極めてみませんか? 

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