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  1. 新型コロナウィルス遺伝子検査を導入しました。

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スタッフブログ 2020.10.21
新型コロナウィルス遺伝子検査を導入しました。

いつも結城病院スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
いよいよ秋も深まり、朝晩ぐっと冷え込むようになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 

新型コロナが世界を脅かすようになって、すでに1年がたとうとしていますが、収まる気配もなく、毎日不安の中で過ごしている人が多いかと思います。
今回は当院における新型コロナウィルスの検査について紹介したいと思います。
新型コロナウィルスに関連した検査には、遺伝子検査としてPCR法とLAMP法、他に抗原検査、抗体検査があります。遺伝子検査と抗原検査は、現在感染しているかどうかを検査するものであるのに対し、抗体検査は過去(おおよそ2週間以上前)に感染したことがあるかどうかを調べる検査です。

 

当院では新型コロナウィルスの検査として、4月から外部委託によるPCR検査、7月から院内での抗原検査、また9月中旬より専用の検査室を設置しLAMP法による遺伝子検査を開始しました。また、当院では主に唾液によりLAMP法を行っており、検体提出から約2時間で検査結果を出せるように努めております。
LAMP法とは、PCR法と同じ核酸増幅法で、検査対象となるウィルス(今回は新型コロナウィルス)特有の遺伝子配列を増幅させ、僅かなウィルスでも検出できるように開発された検査法です。

 

栄研化学が独自の効率よい遺伝子増幅方法を用いることでPCRより簡便で短時間に結果が出せるようになったため、当院でも当日報告が出来るように採用しました。
新型コロナウィルス検査は、診断・治療のためだけではなく、濃厚接触者など症状のない人からの感染拡大を防ぐという目的もあります。検査科では検査結果を正しく迅速に出すために、手技を統一し、日々トレーニングを行っていますが、検査には限界があり、検査法の感度や検体状態、採取時期などの要因で偽陽性・偽陰性となるケースがあるのも事実です。それらを少しでも防ぐ為、当院では院内検査で何らかの反応が出た場合には外注PCRで結果を確認したうえ判定する体制をとっています。
コロナになる事はもちろん怖いことですが、自分がコロナになること自体よりも陽性になったことで周囲に与える影響や、周りの目が怖いと感じる人も多いと思います。

 

私達,検査技師は、自分達が出した検査結果によって患者様の生活に与える影響というものを常に意識しながら、慎重に責任をもって検査をしていきたいと思っています。
コロナ検査をご希望の方は、当院にご相談ください。

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