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スタッフブログ 2026.04.29
トリカブトについて
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は猛毒のトリカブトについてお話ししたいと思います。実はトリカブトの根は附子(ブシ)という名前で多くの漢方薬に配合されています。その根は中央主幹の烏頭(非常に強力で私は使用経験ありません)と子株の附子とに分けられます。トリカブトの毒はアコニチンという成分で熱に弱く、修治という熱処理、昔はほうじ茶を作るように火にかざして、今は高温の高圧蒸気に晒してその毒を減じます。そうすると冷えて痛む状態の特効薬になります。もう人類は2000年程昔から附子を修治して使っていました。
この修治をしていても、量を間違えると命に関わる事故に繋がります。まさにサジ加減が大切と言うわけです。附子単独での使用は認められていませんので、他の処方に加えて使います。ほとんどは、附子を含んだ処方の痛みに対する効果を強める為に使用します。随分前になりますが、私の恩師が「冷えるリウマチには消炎鎮痛薬より附子の方が効くのだよ」と飲み会で話してくれたのが漢方に興味を持つきっかけになったことを思い出します。今回は附子について話をさせていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。














